開催主旨
令和3年度「環境で地方を元気にする地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業」において、地域循環共生圏づくりに取り組む全36の団体が集い、お互いの取組を参考にして学び合う機会とする【情報交換会(キックオフミーティング)】を開催しました。
本会では地域づくりに長年取り組まれている2人の講演者をお招きし、地域循環共生圏づくりに通ずるご経験をお話頂きました。また、36の団体と講演者以外の参加者として、「環境省ローカルSDGs(地域循環共生圏)」実践地域等登録制度の登録地域、「環境省ローカルSDGs(地域循環共生圏)」企業等登録制度の登録企業の方々にもご視聴頂きました。イベントはオンラインで開催し、地方ブロックごとのブレイクアウトセッションを活用することで、今年度の活動に向けて団体間の交流も深めました。
開催概要
|日 時|2021年6月1日(火)13:00~16:30、6月2日(水)9:30~16:30
|会 場|オンライン開催
|参加者|計263名以上
・地域循環共生圏づくりに取り組む36の活動団体
・環境省(環境計画課、民間活動支援室、地方環境事務所等)
・地方環境パートナーシップオフィス(EPO)、沖縄エリアの活動団体を支援する団体、
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
・関係省庁、実践地域等登録制度の登録地域、企業等登録制度の登録企業
プログラムと内容
6月1日
開会あいさつ(環境省 環境次官 中井徳太郎氏) |
講演 「地域を変える学びの重要性」(青森大学准教授 石井重成氏) 石井氏が岩手県釜石市でこれまでに行ってきた地域内外での活動を紹介すると同時に、地域イノベーションの心得として9つの視座をご紹介頂いた。 |
【環境整備に取組む2年目の活動団体(8)】からの発表 1-1 北九州環境ビジネス推進会(KICS(キックス)) 1-2 一般社団法人 MIT(ミット) 1-3 特定非営利活動法人 84(はちよん)プロジェクト 1-4 かみかつ茅葺き学校 1-5 公益財団法人 うんなんコミュニティ財団 1-6 郡上市地域共生圏協議会 1-7 一般社団法人 ゼロエミやまなし 1-8 鶴岡市三瀬地区自治会 |
【地方ブロック別コミュニケーションタイム①~お互いの取組を知る~】 全36の団体が、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄・離島の各9地方で分かれて、今年度地域循環共生圏づくりに挑戦する仲間として交流を行った。 |
6月2日
開会あいさつ(環境省大臣官房環境計画課企画調査室 室長 佐々木真二郎氏) |
【北海道】の活動団体による発表 2-1 余市町観光地域づくり協議会 2-2 羽幌地域生物多様性保全協議会 |
【東北】の活動団体による発表 2-3 特定非営利活動法人 循環型社会創造ネットワーク 2-4 米沢市 2-5 一般社団法人 Reborn-art festival |
【関東】の活動団体による発表 2-6 箱根DMO(一般社団法人 箱根町観光協会) 2-7 佐渡市 2-8 富士市CNFプラットフォーム |
【中部】の活動団体による発表 2-9 のと共栄信用金庫 2-10 一般社団法人 スマート・テロワール協会 |
【近畿】の活動団体による発表 2-11 箕川未来協議会 2-12 多賀町 2-13 公益財団法人 八木町農業公社 2-14 天理市環境連絡協議会 2-15 公益財団法人 東近江三方よし基金 2-16 環境アニメイティッドやお |
【中国】の活動団体による発表 2-17 一般社団法人 隠岐ユネスコ世界ジオパーク推進協議会 2-18 ツネイシグリーンエナジー 株式会社 2-19 株式会社 萩・森倫館 |
【四国】の活動団体による発表 2-20 一般社団法人 をかしや 2-21 特定非営利活動法人 とくしまコウノトリ基金 |
【九州】の活動団体による発表 2-22 田主丸・未来創造会議 2-23 福岡筑後プラスチックリサイクルループ推進協議会 2-24 みやざきSDGsプラットフォーム 2-25 鹿島市ラムサール条約推進協議会 |
【沖縄】の活動団体による発表 2-26 西表島農業青年クラブ 2-27 徳之島地区自然保護協議会 2-28 宮古島市 |
【地方ブロック別コミュニケーションタイム② ~気づきの共有と取組のブラッシュアップ~】 全団体の取組を聞いて、自地域での取組を改めて検討、または他団体からフィードバックをもらう意見交換を行った。 |
講演 「効果的なプラットフォームをいかにつくるか」(慶応義塾大学教授 飯盛義徳氏) 持続可能な地域づくりに欠かすことのできない効果的なプラットフォームの設計手法について、経営学の視点から地域の課題解決に取り組まれてきた様々な活動のプロセスや成果をご紹介頂いた。 |
キックオフミーティングの様子