環境白書をユース世代に更に読んでもらう・活用してもらうために、令和3年度版の環境白書をベースに、ユース間で意見交換を行う「環境白書へのユース意見交換会」を開催しました。
当日は、下記の通り全国からたくさんのユースメンバーにお集り頂きました。
開催概要
|日 時|2021年10月29日(金)14:00~15:30
|会 場|オンライン会議システム「Zoom」
|主 催|環境省、地球環境パートナシッププラザ(GEOC)
|参加者|
・全国のユースメンバー
名古屋大学 山田修土さん
COND 髙田健司さん
JYPS 吉川愛梨沙さん
生物多様性わかものネットワーク 小林海瑠さん、稲場さん
立命館大学 細川ひかりさん
上智大学Green Sophia 帆井彩夏さん、石垣沙良さん
・GEOC次世代意見交換会メンバー
飯田貴也さん、前本美結さん、黒瀬裕貴さん、沖本晴香さん
・環境省
環境計画課、民間活動支援室、環境教育推進室
・GEOC
尾山、江口、高瀬、浦林
開催内容
●環境白書について(環境省環境計画課 岡村計画官)
環境白書の歴史や、発行の目的などについてお話頂きました。今回の令和3年度の総説の構成としては、以下の図の4章構成になっているそうです。
また、環境白書を分かりやすく説明した解説動画もyoutubeにアップされています。
●上智大学 Green sophia Instagramの紹介 (上智大学 Green sophia 環境政策チーム 帆井さん)
上智大学の環境保全活動サークル「Green sophia」では、環境白書を教本として、環境問題を学び、
Instagramでの発信について取り組んでいらっしゃいます。
チームメンバーでは、地球温暖化や食品ロスをテーマに意見交換したそうです。
●グループディスカッション 議題1「白書を読んでの全体的な感想共有について」
白書の読みやすさや、どこから読んだか、印刷物やpdfなど媒体の使いやすさ等について、感想を共有しました。
コラムには重要トピックが簡潔にまとまっているので、 コラムから読んだという意見がありました。
●グループディスカッション 議題2「白書の読み方・使い方について」
白書を更に読んでもらうためのアイデアや、どのような際に役に立つ/立ったか、どのような活用方法がありうるか等について意見交換し、以下のようなアイデアが出ました。
・正確さ・信頼性が強みなので、教科書として使用する価値がある。
論文やデータ作成の際や、ビジネスモデルを考えるときにも使える。
また、就職活動の時に環境問題を総合的に学ぶ際の参考にした。
・白書はとても分かりやすかった。白書を広めるためのメディアが大事だと思った。
様々な層に届けるために、対大学生としては授業で活用したり、子供向けのダイジェスト版を作成して授業で使用できそう。
・SNSを更に活用して発信すると良い。
また、広報については、ユースに任せて発信するのも良いのでは。
・更に読んでもらうために、索引や用語集、また項目別でみられるポータルサイト等があると良いのでは。
・以前発行されていた、子ども環境白書が使いやすかった。