実施概要
|日 時| | 2021年6月19日(土) 16:00~17:30 |
|会 場| | Zoomウェビナーによるオンライン開催 |
|主 催| | コーヒーサロン、日本サステイナブルコーヒー協会 |
|共 催| | 地球環境パートナーシッププラザ |
プログラム
15:00 | Talk Session |
José.川島良彰 日本サステイナブルコーヒー協会 | |
池本幸生 東京大学東洋文化研究所・教授 | |
山下加夏 サステイナビリティ・アドバイザー | |
桜井愛子 東洋英和女学院大学国際社会学部・教授 | |
司会:地球環境パートナーシッププラザ 尾山優子 | |
16:30 | 閉会 |
内 容
第55回のコーヒーサロンは「コーヒーで読み解くSDGs」を題材に、事前にいただいたご質問にお答えする会となりました。当日はウェビナーとYouTubeの視聴者をあわせて97名の方が視聴されました。
多岐にわたるご質問を
①MDGsからSDGsへ、SDGsのいま
②サステイナブルなコーヒーとは
③コーヒー生産の現場とSDGsのつながり
の3つに大きくわけて、著者からお話しを伺いました。産地から私たちの手元に届くバリューチェーン全体に加え未来という時間軸からコーヒーを考えていくなかで、サステイナビリティを捉えていくことができました。またコーヒー生産と生物多様性、ジェンダーの視点からどのような可能性があるか、実例から解説があり、まさにコーヒーからSDGsを読み解く時間となりました。
最後に、東洋英和女学院大学の桜井愛子教授よりゼミで本を読みながら学びを深めたプロセスと、その結果、学生が導き出した「サステナブルコーヒーとは」を共有していただきました。ゼミでは「サステナブル・コーヒーとは、生産者と消費者という関係性を生産者と共同生産者に置きかえていくことである」という結論になったというお話しに著者からも共感が示されました。桜井愛子ゼミでの議論についてはこちらからご覧いただけます。
東洋英和女学院大学 国際社会学部のブログ
終了後のアンケートからは、生産者と消費者がともにつくるサステイナビリティへの共感が寄せられ、実りある会となりました。
当日の動画
当日の様子はYoutubeからご覧いただけます。