開催概要
|開催日時|10月13日(水)14:00~15:30
|テーマ |「渋谷におけるサステナビリティ』のためにできること」
|概 要|渋谷区におけるサステナビリティをユースと更に盛り上げていくために、「『渋谷におけるサステナビリティ』のためにできること」というテーマで、渋谷区で環境活動を行うユースと意見交換会を行いました。
|開催方法|zoomによるオンラインミーティング
プログラム
1)各団体の活動紹介
・渋谷区環境政策課 佐藤 龍彦さん
「渋谷区環境基本計画2018」では、「わたしが動く。渋谷が変わる。」とある通り、何よりも意識が変わることを重視されているそうです。
意識に関わる政策として、環境ファシリテーションに取り組まれていることをご紹介頂きました。具体的には、渋谷区には多くの学校や企業、大学があり、その大学と渋谷区でS-SAPという包括協定を結んでいます。
それらの大学を環境ファシリテーターと位置付けて、小学生に環境の知識をお伝えしているそうです。また、その次の段階として、小学生が企業に対して(主に環境の)インタビューをするような取組を構築しているそうです。
また、渋谷区では若者気候会議(仮称)を作ろう、という話が出ており、若者の意見を聞けるような場を渋谷区が創っていこう、という流れがあるので、今後ご相談しながら進めたいとお話下さいました。
・青山学院大学 SANDS 合田さん、松下さん、渡辺さん
SANDSさんは国際政治経済学部公認の学生団体で、SDGsを啓発・実践されています。
渋谷におけるゴミのポイ捨てに注目され、新たなごみ箱設置、アプリを活用したゴミ拾いボランティア活動の促進などのアイデアをご紹介頂きました。(実際に渋谷の現場に何度も足を運ばれたそうです)
また、フードロスに関しては、エコ容器提供マップの作成やお弁当持参型テイクアウトの推進のアイデア、
更に、SDGsの行動促進に向けたプランとして、サステナブルな商品を扱うフリマや、渋谷区×大学のSDGs講義など、どれも実現したくなるようなアイデアをご紹介頂きました。
・iPledge 羽仁さん、榎本さん
「身近なごみ問題を切り口として、若者とともに社会を変えていくこと、そして、若者自身が、自分にも社会を変える力があるのだと気付けること。
決意を持って社会に参加し、未来をつくる担い手となること」を目指されています。
ごみゼロナビゲーションでは、根本的な問題解決と、人々の意識やライフスタイルの変化を目指して活動されています。
また、10代~20代のワカモノが「とりあえず選挙行っとこう」が当たり前になることを目指し、「投票所はあっち→」というプロジェクトに賛同し、渋谷周辺でその看板を持って歩く活動も実施されています。
2)次回の「渋谷若者サステナブル会議」の方向性についてディスカッション
渋谷区におけるサステナビリティをユースと更に盛り上げていくために何ができるかについて、次回以降、具体化に向け動いていくための意見交換を行いました。以下のような意見が出ました。
・全国のユースを対象に、気候若者会議というのがオンラインでこの夏に開催されepc(環境パートナーシップ会議)でもご協力した。そのローカル版を募集しているそうなので、今後、渋谷版ができてもいいと思う。
・早急にアイデアを求めるのではなく、その前提のところを深く話し合い、プロセスを重視できるといい。
・その一方、学生はスピード感を求めている。話し合う期間も大事だが、アウトプットにこだわりたい気持ちもある。
次回は11月に開催予定です。