開催概要
|開催日時|1月5日(水)13:00~14:30
|テーマ |渋谷でのサステナブルマップの企画と今後の進め方
|概 要|前回の会議でiPledge と青山学院大学 SANDSの皆さんよりご提案頂いた、渋谷でのサステナブルマップ案について意見交換を行いました。
|開催方法|渋谷区役所にて現地開催
|参加者 |渋谷区環境政策課 佐藤さん
青山学院大学 SANDS 合田さん、渡辺さん
iPledge 羽仁さん、渡辺さん、山口さん
GEOC 星野、江口、浦林
プログラム
1)iPledgeより、渋谷周辺のサステナブルなお店訪問のシェア
iPledgeの高校生・大学生の有志で、渋谷周辺のサステナブルなお店をいくつかピックアップし、実際に訪れてみたそうです。以下のようなご意見・感想をシェア頂きました。
・エシカルなカフェに行くし自分でもヴィーガン食を作る、というメンバーもいれば、知ってるけど買ったことがないメンバーなど多様なメンバーで、CURATIVE KITCHEN、imperfect 表参道、ヒグマドーナツの3店をピックアップし訪問してみた。
・CURATIVE KITCHENはサラダ屋さんで、スタッフも積極的に「環境問題に興味ありますか?」などコミュニケーションをとられていた。店内に生産者の支援や環境保全の取組など3つのプロジェクトが紹介されており、商品を買うと投票権を得られ、気になるところに投票できるという仕組み。1年間で投票数が一番多いプロジェクトが実行されるのが、とても魅力的な取組だと感じた。
・皆で調べて、原宿・渋谷界隈を1、2時間歩くだけで、発見があった。メンバーが、このようなな素敵なお店があることを知って感動したり、店員さんと話して情報を頂いたりというプロセスも意味があり面白かった。
2)意見交換
サステナブルマップの具体化にあたって、ターゲットや目的等について以下のような意見が出ました。(意見より一部抜粋)
・SANDSのSNSアカウントで、今年度から「SDGs×衣食住」というコンセプトで、メンバーが店に行き物を買ったりエシカルに関する投稿をしている。オーガニックソープを使ってみて評価はどうか、とか、クレヨンハウスのようなオーガニックスーパーやヴィーガンレストランの紹介など。
SDGs×衣食住のテーマで、「地球に一歩寄り添う」にかなっているか、や、無駄をなくす、などを基準に投稿している。例えば、買い物の基準を見直させてくれるような機会を与えてくれるアイテムなど。
・いろんな店を見て、行かなければわからなかったところがあったと思う。それをキーワード化することが大事。例えばオーガニックだけでもいいが、「行くとそんなことが体験できるの?」とか「環境に貢献できるの?」など。
・私たちがお店に行くことで何(支援等)になるのか、と、若者が使ってみて自分にとってどういいか、の2つ軸があるといい。
・「サステナブル」や「エシカル」という言葉を表に出すと、おそらく若者は身構えてしまう。例えば、インスタ映えとか料金的な難易度が下がるとかの方が良い。表向きは「渋谷映えマップ」で、実は内容としてはエシカルだった、という感覚の方が良いかも。
・渋谷に来る人に刺さるキーワードがいっぱいあるといい。年代は様々だが、食事、ショッピング目的の方は多いのでは。
・渋谷・原宿に来る人に、区民はいない印象。なので、区外向けを前提にしていいと思う。
・ブランディングとして対象は2つありえると思う。1つは若者にアプローチ。もう1つは、日本の人口は40、50代がメインだと考えると、そちらにアプローチするのもできる。
・「内観がおしゃれ」「ゆっくり過ごせる」のような、過ごし方にも注目することも提案したい。
・加えて、『笑顔になる』『ハッピー』などもコンセプトとしてよいのでは。自分も、相手の店や国もハッピーになる、win-winになる状態。
・若者ということで『近未来』、『次世代』なども良い。
・『ネオ』も、最近Instagramで見る。ネオカフェ、ネオ居酒屋とか。
今後はもう少しリサーチを重ねながら、実現化に向けて進めていく予定です。