IPCCの第1作業部会(自然科学的根拠)の報告書。66か国から200人以上の専門家が執筆し、気候変動に関する最新の科学的知見をまとめている。 2001年の報告書では、温暖化の主な原因は人間活動である可能性が「高い」、とされたが、今回の第6次評価報告書では、「人間の影響が大気、海洋お呼び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」。と書かれた。 また、将来ありうる気候の予想として、例えば「50年に1度の暑い日」と言われるレベルのものが、産業革命に比べて約1℃温暖化した現在、既に4.8倍、つまり「50年に5回」ほどの頻度で発生しており、今後も更に増えていくとされている。 IPCC執筆者の1人である江守正多氏によるYouTube解説はこちら。 |
書籍情報
書籍名; | Climate Change 2021: The Physical Science Basis |
発行年; | 2021年8月 |
発行者; | IPCC(気候変動に関する政府間パネル) |
テーマ; | 気候変動 |